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OFFICE REI 資産運用レッスン

【第1回】投資の基本中の基本です。まずは、これだけ押さえよう!
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 株式投資というものは、投資する銘柄を選び、それを売買することです。私たち投資家は、たくさんある銘柄の中から、どれを選んでもかまいません。また、いつ売買してもよいのです。売買することに対して、個人投資家だから「この銘柄は買ってはいけません」などという制限はありません。私たち個人投資家には上場全銘柄を売買する権利があります。


 
200円のリターン
しかし、どの銘柄を選んでも、必ずしもリターンが得られるとは限らないところが問題なのです。たとえば、ある銘柄を300円で買ったところ、500円になったとしましょう。そうすると200円のリターンを手にすることはできます。しかし、この銘柄は、その先500円が700円になり、さらにリターンをもたらすとは限らないのです。もしかしたら500円が100円になり、400円の損失を被ることも考えられます。つまり、売買したタイミングにより、得られるリターンが変わるのです。大きく損失を被ることだってあります。

500円が700円になり、さらにリターンをもたらすとは限らない 400円の損失を被ることも考えられる



  私たち投資家は、どのような規範に基づいて投資をすればよいのでしょうか。その答えは、先に述べたことがらの中にみつかるでしょう。
まとめてみましょう。
・リターンが得られそうな銘柄を探す
・利益を得ることができそうなタイミングで売買を行う

という二つのアクションで決まるというものでした。
これらを実践するために株価分析をする必要がありましたね。


  「この企業は将来期待できるのではないか」そう思える銘柄に出会った時に、いきなり投資を始めてしまってはいけないのです。あなたが有望だと思ったということは、同じニュースを聞いた人たちが、あなたと同様の行動に出るはずです。みんなが買えば、株価は上がります。そして、あなたたちが買ってしまえば、他には買い手がいなくなりますから、株価は下がっていきます。こうして、あなたはあたりまえのように、株価の高いところを自分の買いで作り、その後、株価が値下がりする間保有して損失を被ってしまうのです。


  株式投資とは、なんでも思いついた日に即日行動すればよい成果が得られるというものではありません。むしろ、納得いくまで分析して、時間が経過して誰もが忘れた頃、株価が安い時に、相場に参加することこそが大切なのです。


(2010/2/26掲載)


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