株式会社ゴールデンチャート・エー・エム・エス
OFFICE REI

入会したら、まずはココを使おう!

【第2回】 REIの分析は常に一貫しています
映像でご紹介
動画を再生する[高画質]

さて、前回は、保有株を分析しましたね。分析をすればするほど、疑問にぶつかったのではないでしょうか。

「日足で分析すると上昇と言っているのに、週足で分析すると今度は下降と言う」またはその逆もあったでしょう。短期は下降なのに、中長期は上昇するとも。一方で「分析結果が表示されない」という銘柄に遭遇された方もいらっしゃるかもしれません。「強気だったり弱気だったり、一貫性がないではないか!」と思われる方もいらっしゃるでしょう。確かにそれぞれ結果が異なることも多くあります。どうしてでしょう?REIが気まぐれなのでしょうか?いいえ、そうではありません。






日足チャートを表示した後に期間を選び分析しましたね。これは短期分析ということで日足チャートを用いています。その後、週足チャートを表示した後に分析ボタンを押しましたね。これは、中長期分析ということで週足チャートを使っています。そうなんです。分析している検証範囲が全く違うのです。このように分析方法が違うので、答えもマチマチになってくるのですね。




さて、ここで少しテクニカル分析の勉強を行いましょう。週足のローソク足が1本できるまでに、日足のローソク足は何本必要なのでしょうか?1週間が5日だとすると、5本分の日足のローソク足が揃わないと、チャートが描画できませんね。週足ローソク1本の中には、日足のローソク5本分の情報が含まれているのです。ですから、日足の動きは細かく、週足の動きは大きくとなります。それを図に表してみましょう。まるで週足の波を取り囲むかのように日足の波が形成されていますね。ですから、日足が上昇している時に週足も上昇していれば、どちらも「上昇」と判断することが可能ですが、大きな上昇トレンドの中にも短期的な下降というのは常にあります。みなさんが株価チャートをご覧になった時に、一本調子で株価は上昇していませんね。必ず波を作って上昇しているのがおわかりいただけるでしょう。短期の波が下降中で、中長期の波が上昇している時は、それぞれの分析結果が一見真逆のように見えてしまうのです。




一方、REIも株価の動きに悩まされる場合があります。テクニカル分析をもっても判断できない場合もあります。その場合は、「今は分析できない!」ということをわかりやすく示すために上値目標値、下値目標値がすべて「0.0円」となり、「総合結論が出ませんでした。コメントはありません。」と表示されます。これは、株価がなくなるわけではありません。ただ、今は判断できないということなのです。ですから、少し時間をおいてから分析しなおしてください。




株価チャートの成り立ちを頭の中に入れておけば、REIが示す分析をより正しく理解することができるのではないでしょうか。




(2012/6/29 掲載)


金融商品取引業者
登録番号 関東財務局長(金商)第721号
加入協会 一般社団法人日本投資顧問業協会
株式会社ゴールデンチャート・エー・エム・エス
Copyright © 2012 GCAMS. All Rights Reserved.